ブラッシング 歯を磨く事と、歯が磨けている事は違います。 毎日行うブラッシングにこそ永続的に歯の健康を維持する重要なポイントが隠されているのです。当医院では磨き残しのない歯磨き(パーフェクトブラッシング)を指導しております。 自分自身で菌に負けない強い歯を育てて行きましょう!
ブラッシング 歯を磨く事と、歯が磨けている事は違います。 毎日行うブラッシングにこそ永続的に歯の健康を維持する重要なポイントが隠されているのです。当医院では磨き残しのない歯磨き(パーフェクトブラッシング)を指導しております。 自分自身で菌に負けない強い歯を育てて行きましょう!
歯ブラシと言うと普段使用する日常品と言った感覚をお持ちの方がほとんどだと思います。しかし、健康な歯を維持するためにはブラッシングがその80%以上を握っていると言っても過言ではありません。歯ブラシは病気治療に欠かせない、いわば「お薬」のようなものです。当院では、その点をしっかりご理解・納得していただくところから、治療がスタートします。
磨き残しのないパーフェクトなブラッシングを実現するためには、一日に行うブラッシングの回数と、かける時間がとても大切です。 回数は、食後の三回に加え、プラス一回~二回ほど行う事が理想的です。時間に関しては、特に就寝前に十分な時間をかけてブラッシングを行うとより高い効果が期待できます。この流れを習慣化する事で、完璧なケアを行う事が可能です。しかし始めからこんな話をしてしまうと、「毎日そんな回数こなせないよ…」、「歯磨きに、そんなに時間なんてとれないよ…」と、内心思われる方も多いと思います。実際、無理をして続けても定着せず、元の状態に戻ってしまう人がほとんどです。当院では、上記の内容を強要したりはしません。その方にあった生活習慣・ペースを見極め、指導する事によって最終的に完璧なブラッシングになるようにしております。一番大切な事は、歯も手や足と同じ大切な体の一部であるといった意識を持ち、ブラッシングの弱点を自覚した上で、無理なく正しい磨き方を習慣化する事です。私たちは、何度でも根気よく指導します。一生持つ健康な自分の歯を共に目指しましょう!
完璧なお口のケアを行うためには、一本の歯ブラシで全ての作業をこなす事は不可能です。磨く箇所や磨く目的に応じて、適材適所でブラシを使い分けて行く事がベストな選択と言えます。当院では、長年の経験から数種類の歯ブラシを駆使し、歯と歯肉の表面から中側へと確実に磨ける使い分けを確立いたしました。各歯ブラシの特徴は下記の通りです。
・歯周ポケット内のプラークコントロールを行うための歯ブラシ。
・歯と歯の間の狭い部分のプラークコントロールに適している。
・歯と歯肉の境目にあるポケット内に毛先を入れて磨く。
・FM-1と同様に、歯周ポケット内のプラークコントロールを行うための歯ブラシ。
・使い勝手がFM-1より容易で、困難な箇所を簡単に磨く事ができる。
・毛先がしっかりと歯に当たっている感覚・感触をつかみやすい。
・FM-1に加えて、プラークコントロールの効率を上げる効果が期待される。
・歯肉のマッサージ効果が期待できる。
・FM-2と同様に、歯肉のマッサージ効果が期待できる。
・使い勝手がFM-2より容易で、困難な箇所を簡単に磨く事ができる。
・プラークコントロールの効率を上げる効果が期待される。
・仕上げ磨きを行うための歯ブラシ。
・主に歯の表面と咬合面をブラッシングするために使用する。
・さらに口腔前庭や舌も磨く事により、効果の向上と爽快感が得られる。
鈴木歯科の歯周病治療の基本は、患者さん自身によるブラッシングです。そして、1日5回以上の歯磨きを基本とさせて頂いております。しかし、この話しをすると、当院においても1日5回以上のブラッシングの必要性を理解していてもなかなか実行できない患者さんが多いのは事実です。その壁を越えて、実行し、ブラッシングの効果が実感できると、流石に殆どの患者さんが実行するようになり、効果があらわれ、かなりの成果を上げているといっても過言ではありません。
ではどうすれば、5回の歯磨きを定着できるのか?ブラッシングをする機会をつくる努力がしやすくなるのか?を真剣に考えた結果、当院では5本セットの歯ブラシを携帯する事を推奨しております。ブラシ自体も1日1回の使用のため、毛先のコシが失われず、使用効果も最大限活かす事が可能です。
また、特に効果が大きいのは、今まで4回までは歯磨きが何とか実行できていた方、5回以上が日によってなかなか実行できなかったりしていた方です。そのような方が5本セットの歯ブラシを準備することで、5回のブラッシングができるようになったとの声を多く頂いています。事実、4回と5回では効果のあらわれ方がかなり違い、その後の治療・歯の衛生管理に大きな影響を与えています。ブラッシングの重要性に気づきながらもなかなか実行できない皆さん、是非お気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。
患者さんのなかには、当院を訪れた段階で症状がかなり進行しており、歯肉の炎症が強く、痛みや出血を伴い、通常のブラッシングが出来ない方もいらっしゃいます。当院では、そのような患者さんのために、歯肉が回復するまでの期間(通常約3日~1週間程度)に使用する毛先が柔かい歯ブラシもご用意しております。ゆっくり焦らず、確実に治療し、健康な歯ぐきを取り戻しましょう!
・FM-S1:向かって右側の青色い歯ブラシ
・FM-S2:向かって左側の黄色い歯ブラシ
プラークコントロールを行う上で理想的な歯ブラシは、コンパクトヘッドの歯ブラシと言うのが今までの常識でした。しかし、コンパクトヘッドでは上手く磨けない、磨きづらいと言う患者さんの声を多く耳にします。もっと簡単に効率よく、効果的なプラークコントロールをしたい!そんな多くの患者さんのご要望にお応えすべく、当院では「DENT.EX systema genki f」を使用したブラッシング指導も行っております。
効率よく磨ける幅広ヘッド・歯肉に優しいスーパーテーパード毛・握りやすい太めのハンドルで、全年齢をカバーできる扱いやすい歯ブラシです。
歯間ブラシとは、歯周病などによって歯と歯および歯と歯肉のすき間が、広く空いてしまったところ(三角形のすき間)の汚れ(歯垢、食物残滓など)を清掃するため道具の道具です。すき間の広さに合わせてブラシのサイズを選ぶ事が重要です。また、歯ブラシを併用する事でプラーク除去率を飛躍的に高める事が出来ます。
サイズ |
最少通過径 (mm) |
歯と歯の間 |
適応部位 |
1.SSS | ~0.8 |
狭い
広い |
初めてお使いになる方、歯ぐきの退縮はないが挿入できる部位 |
2.SS | 0.8~1.0 |
||
3.S | 1.0~1.2 |
軽度の歯ぐき退縮部位 | |
4.M | 1.2~1.5 |
歯ぐきの退縮部位、ブリッチ装置の周辺 | |
5.L | 1.5~1.8 |